ブロックチェーンとは、情報を記録、解析するデータ技術のことであり、取引履歴をブロックと呼ばれる単位でデータを管理し、それを鎖（チェーン）のように繋げてデータを保管する技術です。

各ブロックには、直前のブロックの内容を表す暗号データ（ハッシュ関数で求められたハッシュ値）が書き込まれています。暗号データを解析することで、直前のブロックとの繋がりがわかります。この繋がりを一連の繋がりとすることで、取引の履歴が分かります。
仮にデータを改ざんした場合、それによって導き出される暗号データも異なるため、前のブロックとの繋がりが無くなるため整合性の取れないデータとなるわけです。
ならば、前ブロックのデータも改ざんすればいいわけですが、このブロックのチェーンを全て書き変えるのは極めて困難であり、複数で管理しているデータとも整合性が合わなくなるので、ブロックチェーンは改ざんが難しいと言われてます。

ブロックチェーンは、同じデータを複数の箇所に分散して管理しているので、分散型台帳とも呼ばれています。

 

ブロックチェーンは暗号資産（仮想通貨）に使わっれている技術であり、「サトシ・ナカモト」氏が生みの親と言われています。
取引履歴から新たなブロックを生成する作業をマイニング（発掘）といい、マイニングに成功すると報酬がもらえる仕組みです。